「Auth0」で作る!認証付きシングルページアプリケーションを読んだ

この本では、SPA構成のアプリケーションにおいてAuth0から取得したTokenでバックエンドサーバーの保護されたAPIを叩いてみるみたいな全体の流れをハンズオン形式で体験できてとても良かった。 夢中になってやったので仕事終わりの時間を使って二日くらいで読み終えたのでAuth0でPoCしてるみたいな人にはおすすめです。

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特に良かったのは、前半で改めて認証やJWTについて説明してくれているところが一つ

ハンズオンは言うまでもなく良い体験ですが、最後の方でAuth0で実行できるサーバーレスコードのサンプルが勉強になりました。Auth0では、ログイン時やユーザー登録時にフックしてカスタムコードを書けるので、例えば「ユーザー登録時に自前で立てているDBへも情報を同期する」ような事が可能です。本で紹介されているのはAuth0のRulesという機能でしたが、現在(2021-10-28時点)では、Auth0 Actionsという新しい機能もあって似たような事が実現できるので今後はおそらくAuth0 Actionsを使っていく事になりそうという事も知れて良かったです。

色々学べたのでまた違った構成で認証周りの実装を書いてみたいと思います。
個人的には、このスピード感で難しい認証周りを実装できるのはAuth0すごいなあと感じていて、もしユーザー数が数年は1000人いくかいかないだろうなみたいな社内アプリや個人開発のアプリを作るかとなったらもう個人的にはAuth0一択だなと思いました。